2006年10月02日

100年の時を経て果たされた『恩』

<明治串本新聞>
→ニュースソース:enjoykorea



1890年9月16日、オスマン・トルコ帝国の使節団一行を乗せた軍艦が
和歌山県串本・大島沖で遭難。
乗組員650余名中587名の犠牲を出す大惨事となった。


日本が明治維新の諸改革を行っていたころ、オスマン・トルコ帝国でも、
近代化改革や欧米列強への対等な扱いを求めて努力していた。

皇帝アブドル・ハミド二世は視察のため、日本に特派使節を派遣した。
一行はトルコ軍艦エルトゥールル号で1890年6月5日来日、9月15日に
帰途についた。

 しかし、一行は台風に遭遇し、和歌山県串本・大島の樫野埼沖で
遭難した。
650余名の乗組員のうち587名が死亡、生存者69名という大惨事になった。


 エルトゥールル号の遭難現場は惨憺たる状況だった。
第一発見者の灯台守は言う。

「9 月16日の真夜中、服はぼろぼろで裸同然、全身傷だらけの男が
やってきた。海で遭難した外国人であることはすぐにわかった。
『万国信号書』を見せると、彼がトルコ軍艦に乗っていたトルコ人で
あること、また多くの乗組員が海に投げ出されたことがわかった。
救助に向かった村の男たちが岩場の海岸におりると、おびただしい船の
破片と遺体があった。男たちは裸になって、息がある人たちを抱き起こし、
冷え切った体を暖めた」


 助けられた人々は村の寺や小学校に収容され、手厚い介護を受けた。
村では非常食用の鶏など、村にあるすべてのものを提供した。
こうして69名の命は救われたのである。



そして、ページをめくると、



1985 年3月、イランとイラクが戦争をしていたときのことである。

イラクのフセイン大統領は、48時間の猶予ののち、イラン上空を飛ぶ
すべての航空機を無差別に攻撃するとの指令を出した。

さっそく世界各国から、自国の国民を助けるために救援機が出されたが、
日本政府の対応は遅れ、日本企業で働く日本人とその家族がイランに
取り残されてしまった。

彼らはイランのテヘラン空港で、帰国のすべもなくパニック状態に
なっていた。

 タイムリミットを目前にして、2機の飛行機が空港に降り立った。
トルコから日本人救助のために送られてきた救援機だった。
トルコ機は日本人215名を乗せて、イラン上空を脱出しトルコに向かった。


 なぜ、トルコは日本人を救ってくれたのか。元駐日トルコ大使は
こう説明した。

「私たちは、日本人がエルトゥールル号の遭難事故のさいに示してくれた、
献身的な救助活動を忘れていません。
教科書にもその話はのっていて、トルコ人ならだれでもしっています。
だから、困っている日本人を助けるのは、私たちにとって当然のこと
なのです。」

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えー話じゃないですかぁ〜.

100年前の恩返しですよ.
ホント,『トルコ』って国は,すばらしい.

昔の日本では,こういう逸話,結構あるんですね.

僕たちのちょっと前の祖先は,回りまわって,僕たちを
助けてくれています.

そんな誇らしい祖先に対して,恥ずかしくない今の日本を
作っていかなくちゃって思いますね.


<関連サイト>

・wikipedia:エルトゥールル号遭難事件

この事件について,もう少し詳しく知りたい方は,こちらを
見てください.↑




・wikipedia:トルコ航空

ぎりぎりの状態で脱出策が講じられた末に、イラン・イラクの隣国トルコが
航空機の派遣を申し出、2機のトルコ航空機がテヘランへ派遣された。

2機のトルコ航空機が215人の在留邦人を乗せてイラン国境を越えて
トルコ領空に入ったのはタイムリミット直前のことであった。

この事件はのちにエルトゥールル号遭難事件とともにインターネット上の
電子掲示板やメールマガジンを通じて親日国トルコのイメージを広めること
に貢献し、テレビでもTBSのクイズ番組「日立 世界・ふしぎ発見!」、
フジテレビのバラエティ番組「奇跡体験!アンビリバボー」や、
2004年にはNHKのドキュメント番組「プロジェクトX」でも取り上げられた。


また、湾岸戦争勃発1ヶ月前の1990年12月に、当時国会議員だった
アントニオ猪木が自らイラクに赴いて平和を訴えるイベントを行い、
サッダーム・フセイン政権によってイラクからの出国を差し止められ
事実上の人質として抑留されていた在留日本人の解放を果たしたとき、
チャーター便を出してこれを助けたのもトルコ航空であり、
日本との縁は深い。

posted by Ojiron at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 親日国を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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