2006年10月21日

「核」論議をしてもいけないとは情けない...

「核」論議 外相の答弁は不適切だ(朝日新聞06/10/20付社説)

 なんとも危うく、不見識な発言だ。核兵器の保有に関する麻生外相の
国会答弁は聞き捨てならない。

 「隣の国が(核兵器を)持つとなった時に、一つの考え方として
いろいろな議論をしておくのは大事だ」

 「無知なままいくより、きちんと勉強した上で持たないというのも
一つの選択だ」

 日本も核兵器を持つべきかどうか。そんな議論を始めようということ
なのか。

 外相の指摘を待つまでもなく、この問題はすでに自由に論議されている。
「核の抑止力」は国際政治を論じるうえで中心テーマのひとつだ。

 むろん、国内では核保有への反対論が主流だが、政治学者らのなかには、
日本が核武装を論議するだけでも中国や米国を牽制(けんせい)できると
いう意見もある。

 しかし、外相という立場でこの論議を後押しするような発言をすると
なると、話は別だ。

 政府の立場は「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則
を維持することで一貫している。安倍首相も「この話はすでに終わった議論
だ」とはっきり語っている。

 なのに、その政府で外交政策の責任者をつとめる人物が「議論を」と
言えば、では日本は政策変更を考えているのか、と受け取られる恐れがある。
間違ったメッセージを世界に発しかねない。

 さきに自民党の中川昭一政調会長が同様の発言をしたとき、そのニュース
は世界各国で報じられた。北朝鮮が持てば、次は日本か、韓国かなどと
「核ドミノ」の懸念が語られている時である。注目を集めるのは当然だ。


 麻生氏の発言は、ここにもうひと波乱起こそうということなのだろうか。
非核三原則は守ると言いつつも、この時期に、そんな危うい発言を繰り返す
外相の見識を疑う。

 いま、国際社会は北朝鮮に核を放棄させるため国連の制裁決議で結束し、
圧力をかけようとしている。ライス米国務長官は日本、韓国、中国を駆け
めぐる。中国の唐家シュワン国務委員らは平壌に乗り込んで、金正日総書記
の説得にあたった。懸命の外交努力が続いているのだ。

 そのときに日本の外相が核について語るべきことがあるとすれば、それは
なぜ日本は持たないかという、核不拡散にかける思いのはずだ。核保有の問題
をもてあそぶかのような発言は慎むべきだ。

 批判に対し、麻生氏は「言論を封殺するという考え方にはくみしない」
などと答えた。話をすり替えてはいけない。外相や自民党政調会長といった、
政府与党の重い立場にある人の発言として不適切だと、その内容を問うている
のだ。「言論の自由」を振りかざす問題ではない。

 北朝鮮にどうやって核を手放させるのか。世界が知恵を絞っている時に、
政府与党から方向違いのメッセージが出され、誤解を招くのは迷惑だ。




>間違ったメッセージを世界に発しかねない。

別に間違っていません.
どんなことだって,議論すべきでしょう.
その上で,次の方針を決めればいいだけ.




>「言論の自由」を振りかざす問題ではない。

政府の誰であれ,議論することを発言して,何が問題?
発言自体を封じてしまって,どんな『自由』があるんだか?



>誤解を招くのは迷惑だ。

朝日新聞こそ,日本を誤った道に導きかねない.
ホント迷惑極まりない!



日本の経済力,技術力は世界に知れ渡っています.

世論が『核兵器を持つべきだ』となったら,即時に
持てる技量が日本にはある訳です.

“議論をする”というアピールだけでも,“抑止力”として
多少は機能するんだと思うけど.

まず,『持つメリット』,『持たざるデメリット』双方をよく
議論して国民が納得した状態にするべきでしょう.

その上で初めて『非核3原則』なり,『核保有』なり,
決定すればいい.

“考えてもいけない”とは,甚だなさけないことです...もうやだ〜(悲しい顔)



posted by Ojiron at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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